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大神神社 御祭日一覧
歳旦祭: | 1月1日 |
春季大祭 : | 5月第2日曜日 |
夏越大祓祭: | 7月第2日曜日(氏子祈願:7月第2土曜日) |
秋季大祭: | 10月第3日曜日(氏子祈願:10月第3土曜日) |
月次祭: | 毎月1日 |
大神神社 由緒記
平安時代の初期(西暦927年)編集された延喜式(えんぎしき)神名帳に備前国二十六座の内、上道郡四座として「大神神社四座」の名が見え千年以上続く由緒ある神社です。大正14年編纂された「特選神名牒」という延喜式神名帳の注釈書によると、奈良県桜井市三輪の大神神社(おおみわじんじゃ)の三座の神を遷し奉り大国主命の后神三穂津姫神を合せ奉り大神神社(おおがじんじゃ)として祭られたとの記述があります。
氏子の間の古来からの言い伝えとしても同じ様な事が語り継がれてきました。明治28年社司の書き物に次の文章があります。『本社創立・由緒トモ詳カニ得テ考ウ可カラズトイエドモ、古老ノ口碑ニ存スルニ上古大和国城上郡三諸山ニ座ス大神神社大物主神ノ六世ノ孫大多田泥古神ノ末裔大神朝臣ナル者此地ニ転居シ本社ヲ崇祀ス(其神璽四柱ナルヲ以テ此地ヲ四御神ト名ヅクト云ウ)』
神社の鎮座地についても定かではありませんが、社司は『今ノ社地ヨリ五町バカリ東北、松山ト云ウ所ニ古ノ社地アリ、其後神妙ノ事アリテ、今ノ所ニ遷ス。中頃火災アリテ記録・神宝・皆消失ス。末社ニ松尾御崎ノ社アリ。天神鎮座以前ヨリ地主ノ神ト言ウ。其頃ハ此村ヲ土師村トイウヨシ』という記述を残しています。
本殿の庇(ひさし)に掲げてある神額(しんがく)には【土師社(はじのやしろ)】と刻まれています。又本殿の扉の裏に墨書で文化十一年(西暦1814)とあるので今の本殿は江戸時代の末頃建てられた事が分かります。
手水舎(てみずや)の大きな石の手洗鉢に延享元年(西暦1744)の字が彫りこまれてあるので少なくとも徳川八代将軍吉宗の頃には現在地に鎮座されていたと推察できます。